プリンタ インクカートリッジ訴訟
エプソンが、インクカートリッジをリサイクルして販売しているエコリカに対して、特許権侵害差止請求を控訴していた件で、知財高裁は、EPSONの請求を全面的に棄却した。
エコリカのページの中で出てくるIC-Chipというのがなんなんだろうと調べてみると、インクカートリッジの底にひっついているもので、インク残量を監視するためのものらしい。
EPSON機の場合、このChipは、そのカートリッジでドットを打った回数をカウントしているらしく、一定の回数でインク切れとして、(交換を通知して)以降の印字を停止してしまうらしい。
さらにこの使用済みカートリッジをバラしてみる人も多数いるようで(インクが残っているのに使えない事に不満を覚えるのだろう)、実に1/3~1/2のインクが残っている事例が多くレポートされている。
さらにさらに、名目としてはユーザの為のIC-Chipなのだが、実は、他社製カートリッジや、リサイクル品を利用できないようにするという意味が大きいらしい。
こうなるともうイタチごっこで、リサイクル業者はIC-リセッターなるものを常備し、カウンタを初期化するようになり(実際ユーザ向けにも販売されているらしい)、メーカーはプリンタ毎に異なるChipを使うようになり、と、なんだかなぁ状態になっているようである。
値段から見ても、純正品の1/2~1/4で売られているリサイクル/互換カートリッジや詰め替えインクは、とっても有難いのだが、今回のEPSONの大人気ない対応を見ると、インクカートリッジの売上の変動がEPSONにとっては大きな問題であるということなのだろう。
だが、そもそもプリンタ本体を安く売ってインクで儲けるといった、ユーザを騙すに近い戦略(3度も交換すれば本体が変えてしまう価格設定)自体が問題であったと思うのだが、今回の請求棄却で、プリンタメーカーの意識が変わるのかもしれない。
プリンタ本体の価格は今は下げ止まりの感があるし、メーカー純正インクの値段が下がり始めたらもう新しいプリンタは買えないかもしれないな。
え?やっぱLEXMARK??
んー、そこまではちょっと...
エコリカのページの中で出てくるIC-Chipというのがなんなんだろうと調べてみると、インクカートリッジの底にひっついているもので、インク残量を監視するためのものらしい。
EPSON機の場合、このChipは、そのカートリッジでドットを打った回数をカウントしているらしく、一定の回数でインク切れとして、(交換を通知して)以降の印字を停止してしまうらしい。
さらにこの使用済みカートリッジをバラしてみる人も多数いるようで(インクが残っているのに使えない事に不満を覚えるのだろう)、実に1/3~1/2のインクが残っている事例が多くレポートされている。
さらにさらに、名目としてはユーザの為のIC-Chipなのだが、実は、他社製カートリッジや、リサイクル品を利用できないようにするという意味が大きいらしい。
こうなるともうイタチごっこで、リサイクル業者はIC-リセッターなるものを常備し、カウンタを初期化するようになり(実際ユーザ向けにも販売されているらしい)、メーカーはプリンタ毎に異なるChipを使うようになり、と、なんだかなぁ状態になっているようである。
値段から見ても、純正品の1/2~1/4で売られているリサイクル/互換カートリッジや詰め替えインクは、とっても有難いのだが、今回のEPSONの大人気ない対応を見ると、インクカートリッジの売上の変動がEPSONにとっては大きな問題であるということなのだろう。
だが、そもそもプリンタ本体を安く売ってインクで儲けるといった、ユーザを騙すに近い戦略(3度も交換すれば本体が変えてしまう価格設定)自体が問題であったと思うのだが、今回の請求棄却で、プリンタメーカーの意識が変わるのかもしれない。
プリンタ本体の価格は今は下げ止まりの感があるし、メーカー純正インクの値段が下がり始めたらもう新しいプリンタは買えないかもしれないな。
え?やっぱLEXMARK??
んー、そこまではちょっと...
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